ワカサギ

 (奈良産)


冬の風物詩。寒いのが大好きな変わった魚。
キュウリウオ科で、シシャモの親戚です。

寒〜い地方を、凍った湖の上で穴釣りをしているイメージが強いでしょう?
意外に近畿地方にも生息しているんですよ。 (大半が放流だけど)

僕はこの魚あまり馴染みがありません(^^;)とにかく群れて泳ぐ!
魚に限らず、「群れる」行動パターンはとっても重要。
弱肉強食の世界から絶滅を防ぐための大切な本能です。

どんなに下等生物と評されようが「恐怖」だけは全ての生物に与えられた基本感情なのです。

鮭や鮎と同じく、脂鰭を持っています。 (背鰭と尾鰭の間)
この脂鰭、生活上あまり意味はないと言われています。
魚の研究者は実験の目印として、脂鰭をチョン切ったりします。 しかし!!
ヒレのない魚は発育が遅い、海から帰ってこれない等のトラブルがなぜか多いのです。
不思議ですね〜、やっぱり何か意味があって存在するのか??

話が逸れました…
ワカサギはコイ科と違い、内臓が苦くありません。
その理由は腸が存在しないに等しいから。 それだけ腸は本当に苦いんです。
ウロコもミクロレベルでそのまま天ぷらでOKです。

やっぱり高級魚!美味いのなんのって☆
ていうか食べたことあるでしょう?? ワカサギやシシャモの料理^^b