煮物系

@煮付け

ほぼ全ての魚に使える料理法です。臭みも消えて、味も付く
特に淡白な味の魚、つまり「味」が少ない魚には煮物系が一番です。

ではカワムツを使って解説します。
 ←12cm前後のカワムツです

@魚は鱗と内臓をとる (内臓、頭部の除去は好みで判断。僕はどっちも捨てる派)
  川によっぽどの自信がない限り、内蔵は除去した方がいいんじゃないかな?)
 ←カワムツの鱗取りは適当でOK

A水、みりん、濃口しょうゆ、砂糖、味の素をお鍋に入れよう。
  先ず量としては魚が浸かるか浸からないくらいです。
  配分ですが、貴方の好み!ちょっと舐めてみて甘くて美味しかったら大丈夫。

B強火にして沸騰させる。沸騰したら弱火〜中火にして魚を入れる。
  このとき、土ショウガを一緒に入れると魚の臭みが取れます。
 ←鍋が焦げ付かないよう注意

C放置していると、あっという間に汁がなくなり魚も鍋もコゲコゲになります。
  よく見て!注意しながら弱火で汁がなくなるまで煮ましょう。
  時々、魚を裏返したり、アクを取ったり…

D汁がなくなってきたら鍋が焦げちゃう前に皿へGO!
  残った汁もかけて、土ショウガも乗せて…完成!終わった鍋には水を入れておく。
 ←骨もばっちり食べれます。

※注意※
カネヒラは鱗が大きくて荒いです。しっかりと取りましょう。
(カワムツ、オイカワは小さな鱗なので適当で大丈夫です。)


A甘露煮=飴煮

簡単に言えば上記、煮付けの手間をかけたバージョンです。
中火で15分くらいしか煮込まない煮付けに対し、甘露煮は弱火で1時間くらい煮込みます
別名が飴煮の理由は水飴を使うから。魚に照りが出て最高ですよ!

ではモロコで説明します

@魚の鱗と内臓を取る。
  甘い料理に内臓の苦味は似合いません。僕は除去します。
  ←解凍した魚です。

A水、みりん、濃口しょうゆ、砂糖、味の素、練りしょうが、水飴を鍋に入れます。
  量は魚がしっかりと浸かるくらいです。
  配分は、ちょっぴり舐めて好みに調整しよう。水飴と砂糖の入れすぎに注意
  

B鍋のお汁を沸騰させる。沸騰したら弱火にして、魚を入れよう。
  落し蓋を乗せてずっと弱火で煮込もう。
  

C終始、弱火で煮込むので40分〜1時間くらいはかかると思います。
  ただ、よ〜く見ておかないとコゲコゲになります!タイミングに気をつけよう。
   ←もうちょっと!煮れます。

  ↑上の写真くらいの汁量になると、落し蓋をはずしましょう。同時に汁を味見してください。
    甘さが欲しいなら水飴を溶かしたお湯を追加する!

   ←完成!少し汁があります。

Dお汁がほぼなくなってきたら、鍋が焦げる前にお皿へGO!完成です。
  

最高です。とっても甘くて美味しい…(*^o^*) 
余談ですが、魚を素焼きしてから甘露煮をする料理が佃煮です。めんどくせぇ…



タナゴ類は煮物にするべきです。
臭みと背骨の太さから考えると焼物はやばそうだ!

トップへ
トップへ
戻る
戻る